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204.否認による高価な代償と繊細さがもたらす敗北-韓国と日本のケース 後編

 ※まぐまぐさんを通して発行させていただきました内容に、多少の変更ですが、分かりにくい箇所等に追加や変更を加えさせていただいております。

§ 東アジアの事情 §

・スピリチュアルな視点から見た竹島の支配権とその行方について

 竹島では現在、韓国が国民を居留させるなどして実効支配を長く続けたことで、韓国の精神性を帯びた生命エネルギーが島の全域を覆い尽くすようになっていて、日本の精神性を帯びた生命エネルギーはと言うとどこにも見られなくなっています。国際法上の領有権をどちらの国が持っているかという見地からでなく生命エネルギーから見たような場合では、竹島の支配権は韓国にあると言って良いような状況にあります

 ここで書いています生命エネルギーとは、根源との繋がりは勿論あるのですけれどもスピリットのエネルギーほどには決定的にすべてを導く力は持ってはいないものの、ある程度以上は物事や人などを思い願う方向へ導いたり、そういった作業を実際の出来事として結実させられるだけの力を持っているエネルギーのことですが、そういった竹島の生命エネルギーの有り様は、今ではすっかり韓国の精神性を帯びたものになっていて、韓国が竹島を所有しまた竹島も韓国に所属しているといった様相となっているようです。

 竹島の生命エネルギーが韓国の精神性を帯びた状態になっているのが分かりましたのは、島の方へスピリチュアルな眼を向けた時のことでしたが、最初人のようかと思うと、海洋生物の海老のようにも見えることがある生き物~竹島の主であり、島を代表する意識体~がいらっしゃるのが見え、その生き物の頭部からは角(つの)が生えており、「今後騒動が拡大するか、そうでなくても何らかの争い事が起こるなどして島が危機にさらされるようなことにでもなれば、角の先端をハサミに変えて、不利益をもたらす方あるいはもたらしそうな方と繋がっている関係性のエネルギーコード(縁にもなり得るコード)を切断してやるぞ」と言っているのを聞いたからでした。「不利益をもたらすなら関係性のエネルギーコードを切断してやるぞ」といった言葉は韓国風の苛烈なものと思いましたし、ここのところの不穏な出来事によって竹島の主であり島を代表する意識体も過敏になっているということもあるかもしれませんが、その生き物はかなり苛立っている様子で不気味な動きをしていて、それらには日本特有の高潔さや優美さを感じられませんでしたので、韓国のものであり韓国に所属する存在なのだろうとまずは思いました。

 最終的にその存在が韓国のものであると判断する決め手となりましたのは、私がこれまで見てきました日本の集団や団体の最上の地位にいる人の頭部からは、このような角やハサミ状の物が出ているのを見たことが殆どなかったからというものでした。日本では、団体の最上の地位にいる人が(危機に瀕した際に)頭部から何かを出すことがあるとしたなら、細い線状のアンテナやセンサーといった状況を判断し見極めるためのものが多いです。アンテナやセンサーを使うようにして状況を広く深く高く感知し、何が起きているかを見極めようとしているケースならこれまでにも見たことがありますが、ハサミをあれほど不穏に動かしているケースというものを今までの日本では見たことがありませんでしたので、苛烈な様子だったということもあり、この存在は日本のものではないしまた日本の影響によって出来たものではないと判断しました。

 その後、日本が金融支援策として実施している日韓通貨交換(スワップ)協定について、韓国が10月末で期限切れとなる拡大措置の延長は申請しないという出来事も起きましたので、あの切断する気になっていた竹島の意識体はやはり韓国のものだったとより思いましたが、このように生命エネルギーから見た場合は特に竹島の実質的な支配権を所有しているのは韓国であると言って良い状況にありますが、生命エネルギーは、スピリットのエネルギーほどではないにしても物事や人を思い願う方向へ導き、結実させられるだけの力を持っていますので、国際法上の領有権の行方にもかなり影響を及ぼすはずですので、このままだと、例えば国際司法裁判所による裁判が行われるかどうかということを含めて将来竹島を巡って起こるあらゆる出来事の行方を韓国の方が大きく左右することになると思われます。

 また、今は韓国に所属している竹島の生命エネルギーも、韓国が国民を居留させて実効支配をし続けたことによってそうなったわけですので、今から日本が韓国の国民を追い出し、日本人のみを居留させるようにして実効支配を続ければ、たとえ領有権の所有国を明らかにする裁判が行われなかったとしても、領有権を含めて竹島の全てを日本が所有していると世界から認められるように出来ないということはないと思います。ただし、そのようにする場合は一旦他国のもののようにになっているところを奪い返すことになりますので、争いだけでなくショックも起きるでしょうし、様々な調整にも時間がかかると思いますので、韓国が自国のもののようにした時よりもっと長い時間をかけなければならなくなるとも思いますが、今からでも日本の島に出来ないということは無いとやはり思います。

 そのように今からでも日本が所有する島に出来ないことも無い竹島と思いますが、先ほどから書いていますように、現在の竹島は韓国の精神性を帯びた状態にありますので、高潔さや優美さを愛する日本にとっては合わないところがある島となっていますし、漁場として以外にはそれほど魅力があるとは言えない島になっているとは思います。最近の不穏な出来事によって危機に瀕するようなことがあったらと推測したからとしても、不利益をもたらすなら関係性のエネルギーコードを切断してやろうということを言うような意識体が守護する島ということになるとやはり近寄りがたいものですし、漁場が竹島周辺にしかないということではなく他の漁場によっても食糧の供給は間に合うのでしょうから、日本にとって今ではそれほど望ましい島ではなくなっていると思います。その上に、苛烈な手段も取れる竹島の意識体の不穏な性格を考えると、自国のものにした国の方へ思ってもみないような何らかの災難が降りかかって来る可能性もあるという風になっていますし、今後、係争やその他の争い事にかける時間や労力と獲得した後の恩恵や平安をはかると、今は全てを韓国へ譲ってもなおかつお釣りが生じるくらいの状態であると思います。

 このように竹島は、韓国が居留し、支配している間に、日本にとってはそれほど望ましい島ではなくなってしまっていると思われますので、今からでも竹島を日本が所有する島に出来ると言っても、国益をあらゆるレベルから全体的に考えると、むしろ譲っても良いような状態にあると言えると思います

・欧米との相違について

 竹島を代表する意識体が苛立っているご様子が見えた時、私は最初竹島の神と思いましたので、不穏さを数倍にも感じてとても怖ろしくなりました。自分にとって不利益をもたらす存在と見ると即切り捨ててしまうような性格の神も中にはいらっしゃるため、どう見ても島の主のようですしてっきり竹島を統括し導く神(格クラスの存在)と思ったのですが、見ている内に人間のようでもありますし海老のようにハサミを動かしていることなどが分かって来て、神でないなら影響力もその分ありませんので、たとえこの意識体が何らかの決定を下されたとしましてもどちらかの国が致命的なまでに傷つくことにはならないと思いました。また、そのこと以外にもそれが神聖な存在と思った理由がありましたが、それは前世紀の地球で最大の常識でありものさしでもあった欧米でのケースならそういうものだったからということでした。欧米でなら、竹島のような峻険な島が多くの人々の関心や興味を引いて取り上げられるとしたら神聖なものにしがちで、奪い合う対象になるというより信仰や畏敬の対象にして護って行くという風になりがちでしたからで、峻険な竹島より優美な方の尖閣諸島が将来的により多くの人々の関心と興味をより引き寄せそうですから、そういったところも東アジアならではの現象になっています。

 このように今回の韓国と日本のトラブルケースでは、出来事などが欧米の時代とはかなり違うところがあったということから、他の面も比較をしてみましたところ、東アジアではどの国にも高邁さの欠如が見られました。東アジアでは主に日本で高潔さ、主に中国や日本で優美さ、主に韓国で力強さ、主に中国や日本でスピリチュアル性といったものは豊かにあっても、高邁さという点では最上のレベルにあるわけではなく、将来的にも優れるようになりそうな国はありません。またそのように高邁さの欠如が見られる上に、利益や不利益で物事をはかって動く習性があることも見えて来ましたため、今後は、高潔で優美で力強さもあって尚かつ高邁な国が近くに顕れると、東アジアではどの国もその国に勝つことは出来ず、新世紀の新しい潮流の中で最上の地位に昇る国はアフリカ大陸から新たに誕生するようにして必ずアフリカから出てくるともやはり思いました。(以前から書いていますように)新しい潮流の中で最高の地位を獲得するのはアフリカ大陸にある国かアフリカ大陸にある国々が集まり融合して出来る国です。

 そして、今回書いて来ました竹島に関するトラブルでは、竹島への両国の主張を読んでいるだけで日本人の私ですら「よくこんなにまで、、」と思ったほど、欧米のトラブルケースとはまた違った種類の執拗さが見られることがありましたが、竹島問題に関する米国人の覚書というものがあるそうなのですけれども、そのひとつには「衝突がこれ以上続くならばラスク書簡を公にしたうえでこの件の仲介から手を引く」といった内容のものがあったそうでした。このことは、竹島問題ではそれらを奪い合う手法や物事の成り行きが東アジアならではのものであるため、実際的な理由もあると思いますがつきあいきれないと思ってしまったこともあったのではないかと思います。頭で行う思考から生きる傾向の強い欧米の執拗さは濃厚な感触のするものと思いますが、東アジアが丹田によって意識したり行動する傾向の強い地域(の人々)であるため、東アジアの執拗さには欧米とはまた違ったねちねちとしたものが感じられ、欧米の方々の感性からすると、自分たちの間に起こるケースとはまた違った種類の執拗さがあることを知って、「これ以上は口を出さない方が、訳が分からない不愉快な出来事に巻き込まれるのを防ぐことが出来て助かる」などと考えたものと思われました。

・中国の内情~不完全な整理しか行わない悪癖が幽霊を増やしている~

 東アジアのそれ以外の国、中国についてはと言いますと、尖閣諸島の領土権を巡って日本と軋轢が生じていますが、日本とのトラブルだけでなく他の様々な問題も生じさせて来た原因のひとつには、中国の方々が物事を不完全にしか整理しない癖を持っていることがあります。その悪癖のために、幽霊や過去の亡霊が多くいすぎるようになり、革命その他の活動により大分減ったのではないかとも思いますが、それでもまだ中国では今も、生きている人と死んだ人で騒がしい国と思います。生きている人と死んだ人が一緒に住むには土地の広さなど関係無いと分かっていても、あれほど顕幽2者がひしめきあって暮らしているのを見ると、領土が広大で良かったとつい思うことがあるくらいです。こうした物事を不完全にしか整理しない癖から生じている、死んだにもかかわらず霊界へ帰らずに地上に留まっている霊が多すぎるという中国の内情は、始めは、偉人や高い地位にいた人が、自分はまだこの国にとって欠かせない存在なのだろうと思い、また残っても領土も広いから大丈夫などと考えて始められたもので、徐々にそういった方法を真似する人や霊が増えてしまい、流行るようになった流行のようなものではないかと思います。人は、死んだら一旦霊界へ帰り、自分自身や人生の整理をしなければならないものですし、またそうしないと次の転生の準備をすることも出来なくなりますが、こういった、死んだ人が(幽霊として)この世に残ってまだ生きている人と共に暮らしているというところにも、物事を完全に整理しないで済ましてしまうという中国の根深い問題が存在していると思います。

 中国のこの根深い問題に関してさらに掘り下げて行きますと、整理を完全に行おうとすると不必要なものを捨てることがあるものですが、そういったことをしないでいるとかえって肝心で大切なものを失うことになったり得られなくなったりもすることがあるものですので、不必要な事柄を捨てたりすることによって整理を完全に行わないで来た現在の中国は、肝心なものであり大切なことである中国らしさを喪失することとなり、そのことでかなりの痛みを抱えるようになっています。世界の中でも優れた文化を生み出した偉人たちがあれほど国内に残っているにもかかわらず、かえって中国らしさを失って行ったというのは逆説的なことと思いますが、死んだらこの世で生きることを捨てることが整理をするための第一歩になりますし、この世を捨ててさらに自分や人生の整理を出来るだけ行うことが必要なのに、死んだ人が他国では考えられないほど帰らなくなっているくらいに、物事の整理を不完全なままに済ませてきたことによって中国の方々は中国らしさとはどういうものかについて分からなくなってしまっているのでしょう。

 昔から日本へは優れた中国文化が流入し、日本もそれらを良いようにして取り入れまた発展させてきていますが、そういったこともあって、中国は中国らしさを喪失した痛みに耐えかねると、それらを上手に取り入れ豊かな幸福を享受している日本につい文句を言ってしまうためにデモなどをしていらっしゃると思いますが、中国らしさを失った中国にとって尖閣諸島のことで日本と争うことは中国らしさを取り戻すための象徴的な行為となっているのではないかと思います。そして、と言うことは領土権の獲得に中国らしさを取り戻したいという希望や取り戻せるかどうかを投影している状態にあるということを示していますので、中国側の内情がそういったものであるということから、まずは、今後進む方向によっては両国共にとって何か良くないことが起こる危険性もはらんでいるように思います~まずはと書きましたのは、日本側にも問題があると思うためですが、そのことについては後の項目のところに書いています~。中国らしさを失った痛みやストレスを日本や日本との問題へ向けたところで、物事を不完全にしか整理しない癖から生じる中国の問題が解決するわけではありませんし、反日行動を利用してその痛みやストレスを癒そうとなさっても、日本には中国文化が流入しただけで奪ったわけではありませんでしたし、そういった方法で対処している間は痛みを完全に癒すことは出来ず、中国らしさを取り戻すことも出来ないということに気づくべきではないかと思います。北京などでのデモは、そういったことが見えて来ると可笑しいものでもありますが、中国らしさを失った痛みとストレスを癒そうというときに、優れた偉人が多数残っていらっしゃる中で本当の希望を実現したり真の目的を遂げることが出来ないような方法を使っていることを思うとそれもまたおかしなお話と思います。

 ですので中国では、いくら優れた方々であっても死んだら一度霊界へ帰ってまずは整理を完全に行うようにし、その後でもし必要なら霊界から手を差し伸べるようにするとか、もう一度別の人として生まれるようにすれば良いものと思いますし、また国家というものもその国らしさを一旦失うと取り戻すまでは痛むものなのでしょうから、中国にとって、中国らしさを取り戻すまで反日を利用したりデモを起こす必要性は無くならないでしょうし、そうなると日本との関係も良くはならないところが生じるのでしょうからそろそろ変わられた方が良いのではと思いますので、中国の問題点を内包している尖閣諸島を巡るトラブルをきっかけにして癒し変容し成長して行くと良いのではと思いますし、ますます幸福な国になって行くことが出来たり、良い結果に繋がることと思います。

 韓国と比較しますと、逃避することも少なく掘り下げる能力が高い中国の方々は痛みはいつも充分に感じていらっしゃいますし、また北京などでのデモも痛みを感じるからこその行動でしょうから、心が痛むため、そのことに関連していると思われる事柄を掘り下げてお考えになり問題やトラブルを癒そうとはなさってはいるようですけれども、その作業は大体自虐的になるところくらいでストップすることも多いようですね。ですので、先程から書いていますように整理を完全に行うようになさるのが良く、そうなさると痛みを癒し、必要な変容も出来るようになられることに繋がって行くのではと思います。中国の方々が自虐的になりがちなのは、ご自身の弱点を見つけるところあたりで止まり、他者や他国の優れていて幸福な面を見るようにしてしまうからなのですが、そのあたりで癒すための作業を終了しないようにして、関係する物事を完全なまでに整理するとすればどうすれば良いかという風に考えるようになさって行かれると良いのではないかと思われます。また過去の偉人が、ご自身の存在がまだ中国の幸福や繁栄にとって欠かせないと思っていらっしゃるのはその方々がやはり優れているからでもあると思いますので、そういった過去の偉人の叡智へはもっとより良い方法でアクセスしたり、必要な時にみんなが適切に引き出して使えるように出来る方法を編み出すことも必要でありまた良いことと思います。問題やトラブルを解決することには、掘り下げるだけでなく時には広く見たり高く上がったりすることが必要で有効となる時もありますので、過去の偉人の方々から広く高いメッセージやアドバイスを受け取れるように変えるということは非常に良いことに繋がると思います。

 日本では、死んだのに霊界へ帰らない幽霊は恐怖を抱く対象とされがちで、忌み嫌われる存在なのに、中国では可愛いキョンシーが主役の映画もあったくらいで、幽霊が人気者になったり憧れられる存在になったりする国ですが、死んだにもかかわらず霊界へ帰らなかったり帰れないような人がもてはやされるような風潮があることは、物事を不完全にしか整理しない傾向が行き過ぎている中国にとっては幸福をもたらさないことに繋がることと思いますし、死んだら一旦霊界へ帰って様々なことを整理するというのが本来辿るべき道と思います。

§ 繊細さがもたらす敗北-世界では標準以下の線の細さが敗北の可能性を増大させている日本のケース §

・繊細過ぎて敗北してしまう悪循環を断ち切る方法-精神レベルでの変容

 竹島問題を解決するのにかける時間や労力と竹島の現在の状況を考えると、獲得した側へ思ってもみなかった災難が降りかかる可能性が生じていることもあり、韓国へ譲ってもまだ余剰の恩恵を得られるような状況にあることは先ほど書いた通りでそうなのですが、国民を居留させて実効支配を続けたことで島の生命エネルギーまでもが韓国所有のものになってしまっているということは、竹島を巡る勝負において日本は韓国に敗北したということになります。ですので今回のトラブルケースを踏まえて他国に敗北しない国を創って行こうということになると、また別の方法によって進む必要性が生じますので、ここからは日本人が自分たちを癒し、変容し、成長することによって敗北しない国を作るための方法などについて書いて行きます。

 日本では昔から細やかさが愛され、細やかであることが美徳とされてきましたが、そのことが繊細でもある国や国民を創造することになって来ましたので、人の線の太さや細さに関してでは、日本人の人としての線は世界では標準以下の細さになってしまいました。そして、勝負事においては一般に繊細であると敗北の可能性が増大するものですし、特に世界ではより繊細な方が敗北しやすいですから、日本は、世界では特に公正に勝負すると敗北する可能性の方が高い国と思います。竹島のケースでも、韓国に上陸されたとしても、その時点で腕っ節を太くして追い出せば良かったのに、線が細い日本はそういった点で韓国に負けてしまったのでしょう。

 それでは今後、他国に敗北しない国になって行くためにはどのようにして行けば良いかと言うと、(竹島問題に際して)食糧を得られる漁場として竹島を支配出来るようになるまで戦うこと、領有権を獲得し尚かつ生命エネルギーにおいても竹島を日本が所有する島にするために必要なことを全て行うことが必要なことであると思います。

 高邁さでは最上レベルにあるとは言えない国が集合している地域では、例えば東アジアでのように、同じく利益を巡ってであっても高邁な国家間では起こらない種類の争いが起こるものですし、竹島を巡る争い事についても、欧米の人々からするとこれ以上関わりたくないような見ていずらい状況になっていると思いますが、ここは利益と不利益ではかるような地域ですし高邁さは最重要視されませんので、日本は繊細過ぎる自分たちを癒し変容し成長して敗北しがちな悪循環を断ち切っていくことが必要な国と思いますので、高邁さにはもともと欠ける地域だからと開き直って図太く戦うようにし、竹島を獲得するために必要なことを行うようにすると、現在の状況による収支からではそうではなくても結局の所ではより幸福な国になることが出来るようになるのではないかと思います。

 また、今回のトラブルをきっかけにして今まで以上に丹田が鍛えられている国民になって行くことが出来ましたら、もっとずっと後日になってからのことと思いますが、普段は繊細にしていても、必要な時には鍛えられた丹田の意識やエネルギーから行動出来るようになっていらっしゃり、そのときには、国民の質が洗練されていて図太さも出て来るようになられることと思います。そして、そのようになられますと敗北の可能性はかなり減少するようになっていると思います。※丹田は武道その他で鍛えることが出来ます。

・本能的な行動に走りがちなところには、高潔でもある日本人が出来上がるまで成長すること-スピリットレベルでの変容

 繊細過ぎるところを癒して敗北しない国を作ろうとすることは良いことでしょうし、またそうすべきことと思いますが、そのようになさる場合、克服して乗り越えるのが必要な問題がひとつあると思うのですが、それは、尖閣諸島を物議を醸す形で国有化したことが表していたことである思われる、日本人の本能的な行動に走りがちである問題点のことです。

 韓国の方々も日本軍が過去に韓国人女性を従軍慰安婦にしたことに怒っていらっしゃるそうですし、尖閣諸島問題に対応する時には主に防衛本能から行動なさっておられましたように、日本人には本能的な行動に走りがちな面があると思います。将来に、韓国がもしもより(学力とは違う意味の)知性による対処や行動が出来るようになられ、竹島問題が韓国側から解消されてしまったり、従軍慰安婦に関することについても痛みから逃避しなくなり否認するのも止めて自分たちの問題点も見られるようになったことから執拗に謝罪を求めて怒鳴りつけるなどして来なくなったとしたら、、と想像しますと、かえって抑止力が働かなくなって日本にとってのみ困ったことになる可能性があるかもしれないと思うくらいに、今はまだ本能的な行動に走りがちである日本の問題点は完全には解決していない状態にあると思います。

 国の個性や国民性を顕す日本の国旗にも、その中心に赤色の太陽が描かれていますように、日本人は、赤色が表す意味の一つである本能的に行動するという面が他国よりもある民族と思います。白色の下地(下地ですので基本になるべきところと思います)は高潔さや純粋さを顕していると思いますが、今後しばらくの期間には、赤色の本能性を担当する方と白色の高潔さの方を担当する方との二つの種類に比較的くっきりと分かれているようにして日本は進んで行くことになりますので、高潔さの方を表現する方はますます高潔さをより高いレベルで表現するようになったりすることでしょうし~草食系の人といった表現がありましたがそれはこちらの分類の方のはしりだったと思います~、本能性を担当する方は今までよりはっきりとそれらを表現なさるようになると思われます。日本国旗には、白地の部分の面積の方が広く描かれていますのでもともとそちらの方の人数が多いことや高潔さの方が将来的には基本になるべき方であると思われることから、これまでもどちらかと言うと高潔さを表現なさる方の活躍の方がより目立っていらしたと思いますが、今後はどの国も自身のスピリットをより表現して行く潮流の中にありますので、本能性の方を表現する方も今までより多くなった(ように感じられた)り明らかな形と現れていらっしゃると思います。ですので、日本は国として、従軍慰安婦として他国の女性を連行するようなことを行いかねない赤色の太陽の意味の方を表現なさる方々が同じ過ちを犯さないように注意することや、日本独自のそういった面の問題を解決するようにもして行くことが大切なことと思います。先ほども書きましたようにこれからしばらくは二種類の性質に分かれるようにして進み、将来的には学ぶべきことを学び終わりましたら、今度は両方を兼ね備えた人が出来上がる段階に入るようになると思われますが、そうなる頃には、日本人も本来の自分を随分プラスへ活かしていらっしゃるようになり、国としてもまたより良くなり、世界にもますます良い形で貢献出来るようになっていることと思いますが、それまでは二種類に分かれているかのようにして進むことになりますので、たとえ韓国から叱りつけられなくても自らのその問題点に関しては警戒なさることや、本能性を担当する方の方が高潔さも同時に表現出来るように変容なさったり成長なさるということなどが必要になってくると思います。

 それから韓国の方々が怒っていらっしゃる、過去に過ちを犯した日本軍人の現在の姿をスピリチュアルな眼で見ましたところ、黄金色の壁の部屋にいらっしゃるのですが、壁は少し黒く曇っていて全体的に薄暗い中に両腕が無い状態で半ば立ちすくむようにしていらっしゃるのが見えたことがありました。

 両腕が無いのは反省して自らもいだからでしたが、当時のみんなの行いを含めた状況を、薄汚れた黄金色の部屋のように思っておいでであるということがこのことから分かるような気がしたのですけれども、両腕がもがれた状態ですのでいつも痛んでいるのだろうと思われますし、韓国の方々へのメッセージとしても書いてみますと、過去の日本軍人は、自分たちの間違った行いに自らも傷ついており、それでこれまでのところは反論せず謝罪のみを繰り返していたようですから、他の目的があるとしたら別ですけれども、反省による謝罪や同じ事をしないようにということを求めているのであればもうその目的は達成されたようですということが言えると思います。ですので、韓国の方々が謝罪を求める必要性は心や精神の面ではもう無くなっていますし、許してあげても良くなっているようです。もちろん、先ほからも書いていますように日本にもまだ解決すべき問題が残っていますし、これからは完全に解決するように努力することが必要なのですが、繰り返して怒りを表現し続けて来たことによって、日本は、特に韓国にはもう二度と同じことをしなくなっているように思われますのでもうご安心くださって良いものと思います。

 東アジア地域の人々は強く叱れば反省して変われるという素直なところがありますので、トラブルを収束するのが他の地域の方々と比較すると簡単な時がありますが、この従軍慰安婦の件についてもそうと思います。欧米の方々のように変えさせたい時に謝罪や賠償を徹底的にさせなくても良い性質を持っていますので、本当は日本にそんなに苛烈にならなくても良いと思うのですけれども、、他国から強く叱られればほぼ変われたり、ある程度執拗に行えば完璧に変われるというような、叱る側からすると、東アジア地域の国々はとてもやりやすい性質を持っています。

 そしてここでまたその韓国のことにも少しお話を戻しますけれども、7日に韓国大統領府が、韓国軍の弾道ミサイル射程などをめぐる米韓間の覚書「米韓ミサイル指針」を改訂なさり、射程制限を現行の300キロから800キロに延長することで米国と合意なさったということが発表されましたが、スピリチュアルな眼でそれに関する李明博大統領のご様子を拝見してみましたところ、背が縮んだように今までより低い地点に立っていらっしゃるお姿が見えて来まして、「(日本との関係も険悪化してしまったし、他にも韓国を批判する人が出て来てしまっているので)とりあえずこうしておくか」とお気持ちやスタンスで距離の延長を決定なさっていらしたことも見てとれました。とりあえずといういい加減なお気持ちは問題と思いますけれども、かと言って日本も今までとは違う対応をして来る状況になって来たため、どうしたら良いのか分からなくなっているというところが本当のところではないかと思われました。

 このようにどうしたら良いかが分からない時には、動くと自分を裏切ることになって後で後悔することも多いものですのでまずは動かないということも良策になることがよくありますし、一国の大統領ともなられますと、他国と戦争を引き起こす可能性がある類の事柄を決定なさる時には特に間違ってはいけない立場にあると思いますので、分からない状態が続くようなら実際にはミサイルを発射しないようにすることも良いのではないでしょうか。また、韓国なのではの問題として見た時には、「とりあえずしておくか」という、大統領としてはいい加減な内的スタンスとミサイル攻撃についてよりいっそう強く主張するという外的な言動の大きなギャップも自覚するようになさり、精神とその変容に関することをもっと構造的に捉えるようにしながらご自身を癒すようにして行くことが必要と思われました。大統領が自ら率先してそのようにご自身を癒すということが、国全体を癒すことに繋がるのではないかと思います。

・尖閣諸島を国有化したことによる災難には要注意

 日本には、中国とも尖閣諸島の領土権を巡る確執がありますが、つい最近までは、中国としては自国の所有を宣言するけれども実際に手出しはしない、日本としては実効支配はするけれども所有を謳わないという暗黙の了解のもとに、確執の解決については実質棚上げされていましたが、竹島問題がクローズアップされたことにより、こんなに弱くてはいけないということになって、日本が国有化することになったようです。

 時折の中国側の活動家などによる上陸は大したことではありませんでしたので、韓国が無理矢理奪い取った形になっている竹島のケースとは違って、尖閣諸島を巡ることに関しましては、実際には争いが起こらないように暗黙の内に保たれていたバランス地点を最初に一歩大きく踏み越えて、お互いに脅かさないようにしようという暗黙の約束を破ることになったのは日本になりましたから、今後必要なことを全て行い、幸福な結果や幸福な関係を心から望んだとしても、日本にとって幸せなことばかりが起こるとは限らないという可能性が発生しています。

 竹島問題がはっきり示しています、繊細過ぎて敗北してしまう日本の悪循環を断ち切るための第一歩としては、こんなに弱くてはいけないと思い、後のことを考えない神経の太い行動が出来ましたのでその点では評価出来ますが、中国日本共に実際の争いには発展させないようにしていたところを破ってしまったことになりましたので、尖閣諸島に関することでは日本側がある程度かそれ以上に困るような出来事が生じるかもしれませんから、何か良くないことが降りかかってきそうになった時は、生じる被害を出来るだけ最小限に食い止めるつもりでいることが必要と思います。