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215.韓国の、日本軍慰安婦問題への指針や行動の方向性について

 ※まぐまぐさんを通して発行させていただきました内容に、多少の変更ですが、分かりにくい箇所等に追加や変更を加えさせていただいております。 [2017年2月]

 前世紀より、韓国と日本との間には、日本軍が韓国女性を従軍慰安婦にしたことによる問題が存在して来ましたが、ここのところでは、かねてからの抗議行動が実ったことにより、韓国の国連への問題提起に応えて、拷問禁止委員会も日本軍による慰安婦問題を拷問行為と規定して日本政府へ謝罪を要求したそうです。

 日本軍が行っていたのは拷問行為と言って良いもので、二度と起こしてはいけない出来事と思いますので、韓国の方々の抗議を行うお気持ちは分かりますが、長期的に見た時には特に、韓国の主に女性へ思いも寄らないような損失やマイナスの現象をもたらすことになる可能性があると思いますので、今はまだ必要の無い段階にいらっしゃるのかもしれませんが、現在の路線を変えずに進むとしたならもう少し考えておく必要性があると思われることについて書いてみようと思います。

§ 韓国の主に女性が被る損失や生じることになるマイナスの現象 §

 現在韓国が行っていらっしゃるように、過去に日本軍が犯した過ちへの抗議とそのことを将来においても続けることには、韓国の主に女性にとって思いも寄らないような損失やマイナスの現象をもたらすことになる可能性があると思いますが、それは、世界の約3割の男性が、韓国女性とだけは恋愛したくないし結婚もしたくないと思い、そう決意なさることになるということとまたそのことから派生して生じると思われます現象のことです。

 韓国の方々が、日本軍の拷問行為にお怒りを感じていらっしゃるのは当然のことと私も思いますが、これまで表現なされて来られた苛烈な怒りなどによって、抗議行動が始まった当初から、日本の男性の心の深いところには、最初から反省していたこととあいまったこともあり、韓国の女性を恋愛や結婚の対象から外すという潮流が生まれるようになりました。それまでにもそのような傾向は多少なりともあったのかもしれませんが、戦争時に過ちを犯すという事件を起こしてからは完全に外すようになりましたので、今ではそのことが心の深いところによく定着するようになっています。そういったことで、日本の男性から二度と同じことをされたくないというお気持ちや意志は随分前に叶っているという状態にあります。

 日本の男性の在り方がこういった風になっていることは韓国の方々にとって望ましくまた良いことと思いますが、今までなさって来られましたような抗議行為を今後も続けて行かれるとしたなら、世界へも、日本軍の過ちだけでなく韓国がなさっていらっしゃることや国民性も同時に伝わるようになると思うのですが、そうすると日本が過去に韓国にひどいことをしたということだけでなく、韓国は韓国で、加害者が最初から反省していてしかも二度と同じような害を及ぼさない状態になっていても激しく責めたり糾弾するような人たちであるということまでもが世界中に知られるようになって行くと思われます。そして状況がそのように変化しますと、今度は、恋愛や結婚の対象となる女性に対して、穏やかさ、状況を見極める能力、他者の過ちを寛容に許すことが出来ることを求めている男性からは、韓国女性というだけで自動的に恋愛や結婚の対象から外されて行くようになっていくことが考えられると思います。こういった問題の場合、名誉をどのようにとらえるかということによって見方や対応の仕方も変わってくると思いますが、抗議行動によって、韓国女性にとって女性としての不名誉な事態が起こらないと良いと思います。

 似たような出来事によって、途中まで同じような問題が生じたケースとしては、ごく近いところに日本の北海道のアイヌ民族と本州人の間のトラブルケースがあります。

 アイヌ民族の方々による対応は韓国とは大分違っているところがあったようで、相手と誠実に関係することへの拒絶心などの表し方などについて随分違っているところがあったようです。その対応は頑なではありますが表現の激しさが韓国より大分少なかったため、相手・本州人の方から謝罪したくなったり歩み寄りたくなる循環が生まれていて、最近のところでは、アイヌ民族の頑なさや心の中では相手を許す姿勢にはまだなっていらっしゃらないことからするとやや行き過ぎた形でとは思いましたが、本州人の方から和解の手を差し伸べているという状況にあります。現在は、アイヌ民族の方々がまだそのように本当には許していらっしゃらないため、アイヌ民族の側のご事情から、このままでは和解へたどり着かないものと思いますし、頑なさが過ぎていることについては困惑も感じたりしますが、これまでのところアイヌ女性の女性としての名誉は損なわれてはおらず、そのことが韓国でのケースとは違っているようなのです。

 アイヌ民族の方々は、状況によっては非常に冷静にもなれる方々と思うのですけれども、韓国のトラブルケースでは、(単なる頭脳の働きではない)知性によってトラブルの原因を知ったり解決するという観点から観ると不十分になっている場合をよく見ますので、もう少しだけでも知性を持って考えたり、知性の面からも問題を解決して行ける国民になって行くことが出来るようになられますと、少し違うものになるのかもしれないのですが冷静にも上手になれるようになられて、その結果、よりいっそう幸福な国を創って行くことが出来るようになることと思います。

§ 謝罪しされることの望ましい方法や関係性~ドイツと世界のケース~ §

 日本軍が韓国女性を従軍慰安婦にしたことへの謝罪に関することとして、日本政府が、問題について言及するのを避けている(かのように見える)という意見も出て来ているようですが、そういった日本政府の対応にも、政治のこととは言え当事者である日本男性のお気持ちや繊細でもいらっしゃるという精神の性質や在り様が関係しているようで、日本男性の心の深いところには、当初より「あれは良くないことだった」といった反省があったことと韓国の行った抗議行動によって心が大分冷めてしまうこととなり、そういったことが原因となって対応その他へ影響を及ぼしてもいると思われます。

 謝罪は、心からなされることによって望ましい結果へと繋がるものですし、謝罪する行為の源に、和解して相手との関係性を修復したいとか幸福な関係性をこれからも築いて行きたいというお気持ちや意志がある時に最上の行為となるのでしょうし、それがまた望ましく幸福な結果として実って行くものと思いますので、和解したい気持ちが無かったり少ない時などでは、韓国と日本のケースで言うと、韓国が抗議するから謝罪をするというような、圧力をかけるような行為が介入している場合には、片方はどこかしらで投げてしまっていますので、謝罪やそこから生じる和解も望ましく幸福な形で実るという結果にはなりにくく、双方の与え方もネガティブな形になったり不十分なものになったりし、受け取る方もどこか納得の行かないものを受け取ったりするという結果が生じがちですが、今回書いています韓国と日本の間のトラブルケースでは、アイヌ民族と本州人の間のトラブルケースでは、アイヌ民族と本州人との間のトラブルケースでは、アイヌ民族の方々が、その対応に激しさが少なかったため本州人の方から謝罪したくなったり、歩み寄って行きたくなったりし、実際にもそういったことになっているのに対して、日本男性の、韓国の方々が行っていらした内容の言動を見ていると気持ちが上がって行かないという精神の性質や在り様が関係するようになっているところがあると思われます。

 そういったことでアイヌ民族の中では、謝罪による結果に満足しているか少なくとも不満は持ってはいらっしゃらないものと思われるのですが、このように謝罪というのは、謝罪を行う側にお気持ちや心が伴っている時に最も望ましく幸福な実りが実り、その行為の源に和解や関係性への希望があるほど理想的なものになると思いますけれども、同じ戦争で過ちを犯したヒトラーが率いたドイツのトラブルケースでは、自分たちもしくは自分たちの社会の生んだ人間が、人としてしてはいけないようなとてもひどいことをしてしまったと心から思い、自分や仲間にどれほどの怖ろしいサタンがいたのかといった厳しい観点からすべてを調べ、二度と起こさないためにはどのようにして行けば良いのかについて真摯に取り組んで来られましたので、結果のすべては知りませんが他国や世界から許されていると言って良い状況となり、お互いに快く和解をすることが出来ていると言って良い結果が生じたと思います。

 ドイツのトラブルケースでは、ドイツが自由が尊重なされる欧米諸国の一国であったということや、前世紀は欧米が世界の常識でありものさしともなっていた欧米主導の世紀だったということも影響して、他国がドイツに対しては反省することも含めて根本的な修正や変容をお任せするようになっていて、ドイツの方々も癒しや変容を順調に行うことが出来、心から謝罪したり和解することも容易に出来たということになったのだと思いますが、韓国のように、あまり望ましくない意味で心から「何やってるんだ、謝れ」という内容の言動をしたり、謝罪しているのに「まだ足りない、もっと謝れ」などと言っていると、日本男性の、謝罪したいという気持ちや和解や関係性への希望は今のままかもっと低下して行く可能性もあると思いますし、最悪の場合は失われることがあるのかもしれないとも思います。

 勿論、心が冷めていて心のエネルギーが低い状態になっているからと言って謝罪しなくて良いということではありませんし、そういった中でも、自分や仲間を奮い立たせて謝罪すべきと思いますし、過ちを謝罪する際に自分の精神の性質や在り様について何か言えるものでも無いことはそうなのですが、韓国が創造して来られた出来事の循環が、先ほど書いたことも含めて、韓国や韓国女性に果たしてどういったプラスがあるのかといぶかるような結果も生じて来ているとは思います。今まで韓国の方々が使用してきた方法では、日本男性の、謝罪への気持ちを低下させ、和解や関係性への希望を起こさせないようになったままになりかねないと思いますから、相手や状況などをより広く深く観るようにしたり、もっと別の方法で関われるように出来れば、双方が心から和解するという望ましく幸福な出来事が生じることへ繋がって行くことと思います。

 日本では既に良くないことをしたと思われていたため、最初は特に、心からの謝罪の言葉を引き出して受け取ることによって怒りや悲しみを癒したり、謝罪されることによって心を満たしたりすることや、和解してより良好な関係を構築することも比較的簡単なことだったのではと思いますが、謝罪して関係性を良いものにしようという人として重要な気持ちの部分が薄れるようなことを積極的に行ったり、将来的にも、抗議行動などを世界へも広げることによって韓国女性が被ることになる損失やマイナスを生じさせてまで、今後も同じようにして抗議行動を行う必要性があるのかどうか、一度じっくりと考えてみられることは必要なのではないでしょうか

§ 日本の市場から経済的な効果や豊かさを望むほどには引き出せなかった原因 §

 韓国は日本の市場へも進出なさっていらっしゃるようですが、男性の俳優や歌手は日本女性のお気持ちや心を捉えることが出来ていて、経済的な効果を上げていると思いますが、女性のアーティストとは言うと、日本女性にはカリスマとして受け入れられたりヒットしても、日本男性にはそういった現象は起きず、経済的な効果としては低いところで推移していたそうです。最近ではそういったところもこれまでよりは改善されて来ているようですが、こういった現象へも、先ほど書きました、日本男性の心の深いところで韓国女性を恋愛や結婚の対象相手として外していることが影響していると思われます。

 韓国は、これまでの方策を使ったり進行して来た路線を同じように進まれましても、日本男性のお気持ちや心が望むようなものになったり、思ったようには経済的な効果が生じることにはならないと思いますので、日本の市場へ進出し、経済的な豊かさを今までより日本からも引き出したいというお気持ちや意図があるとしたなら、自分たちが、過去から現在まで行って来たことや激しい抗議行動が経済面での希望の実現へかなり否定的な影響を及ぼしているということを理解するようになさったり、障害となっている意識や言動を癒し変容させて、望ましくない結果を生じさせていることを取り除いていく必要があると言えるのではないでしょうか。

 例を挙げるとすれば、「戦争時の事件によって出来た問題を修復することによって日本とより良い関係を構築したいので(抗議します)」くらいの説明があると、関係の改善に関することだけでなく経済的な面においても少しは良い影響があるかも知れませんし、相手である日本のことや起きている出来事の仕組みをもっと理解するようにして行かれますと、もっと良い方法を見つけられるようにもなれるのではないかと思います。